金属アレルギーに注意

金属アレルギーという言葉を聞いたことがある方も多いかと思いますし、ピアスを装着している方で、実際に金属アレルギーを持っているという方もいらっしゃるのではないかと推測します。

そもそも、金属アレルギーというのはなんなんでしょうか?
例えば花粉症。小さい頃から花粉症を患っている子を見た時に、「バケツが小さかったのね」ということがあるのをご存知でしょうか。
アレルギーというのは、アレルゲンとなる物質が体内に入り込み、その人がもつ許容範囲料を超えてしまうと、アレルギー症状としてなんらかの症状が出てきます。花粉症の場合はくしゃみや鼻水ですね。

金属アレルギーも同じで、何かの金属に対してアレルギーをもっていて、ピアスの穴を通じてアレルゲンが体内に入り、自分の許容量を超えてしまうと、かぶれやただれといった症状が出て来るというわけなのです。
この金属について、どの金属でアレルギー症状が起きるかというのは人によって異なるのですが、おおまかに金属アレルギーを起こしやすい金属と、起こしにくい金属というものがあります。

金属アレルギーを起こしやすいものは、ニッケル、コバルト、クロム、銅、亜鉛、真鍮、水銀、バラジウム、錫といった金属。
逆にアレルギー症状を起こしにくいのは、金、銀、白金、プラチナ、チタン、タンタル、ジルコニウム、チタン、ステンレスなどであるといわれています。
そのため、ピアッサーなどで用いるピアスは、18金やチタンのものが多いのです。
以前は、18金のピアスはアレルギーを起こしにくいといわれ、ファーストピアスは必ずといっていいほど18金のものでしたが、少し前に、18金は金属アレルギーは起こしにくいけれど、雑菌などが繁殖しやすいということがわかり、ファーストピアスには18金と何か別の金属を混ぜたものが使用されることが多くなりました。
ピアスホールが安定していないときに18金のピアスを着けると、化膿の原因になってしまうこともあるのだそうです。

何気なく購入したピアスをつけてアレルギー症状が起きてしまったという場合は、金属アレルギーの可能性がありますので、アレルギーを起こしにくい素材のピアスを購入するようにしましょう。
また、チェーンになっていたり、穴に通す部分がカーブになっているなど、ちょっと変わった形状のものは、穴を不安定にしたり、傷つけてしまう場合があります。
肌の弱い方は、そういったピアスを付けることでピアスホールの調子を悪くしてしまいますので、極力使用しないほうがよさそうです。

また、金属アレルギーでなくても、異物でなんとなく肌がかぶれやすいという方は、ピアスホールが完成したあとも、ピアスを使用するとき、使用した後に必ず消毒をすることでかぶれを予防できる場合があります。
ピアスをつけると耳たぶがかゆくなるなどの症状がある方は、こまめに消毒する習慣をつけるとよいでしょう。